下半身に筋肉をつけると、痩せて肌も綺麗になる

老いは足腰からと言うように、下半身は筋肉が落ちやすいです。歩行以外で筋肉はあまり使われないため、日常生活以外に運動をしなければ年齢とともに、下半身は弱くなってきます。

◯下半身が弱くなると

20代・30代でも、一週間家に閉じこもり生活をした場合、下半身の筋肉は衰え、その後外に出た時、階段など疲れやすくなったり、ふらつきが出たりします。

筋肉が落ちる→疲れやすくなる→活動力が無くなってくる→運動をしなくなる→代謝が下がる→太りやすくなる→また筋肉が落ちると言う、負のスパイラルに入ってしまい、以前より食べる量は変わらない、むしろ減ってるのに太りやすくなった、疲れやすくなった、肌ツヤがなくなってきたと言う状態に陥ってしまいます。

◯筋肉がつくと基礎代謝が上がる

下半身は筋肉が落ちやすいですが、大きい筋肉がいくつもありますので、その部分を鍛えれば筋肉がつき、疲れにくく痩せやすい体質になってきます。

筋肉をつけると基礎代謝が上がるため、消費カロリーが増えていきます。

車で例えるならば…馬力の小さい軽自動車は、あまりガソリンを使わないため燃費が良いです。→基礎代謝が低い→痩せにくい状態

馬力のある乗用車はガソリンをどんどん使い、燃費が悪いです。→基礎代謝が高い→痩せやすい状態

◯血行が良くなると肌も綺麗に

みずみずしいハリのある肌に

血液を心臓の方へ戻すポンプ作用が働き、全身の毛細血管が増えて血行が良くなります。血行が良くなると言う事は、肌への栄養もいきわたり、身体の内側から肌が綺麗になってきます。

いくら外側から手入れをしてもなかなか肌は綺麗になりません。肌を綺麗にするならば、内側から肌に栄養を与える事が近道なのです。

◯腰痛の改善にも

足が弱くなると、土台である骨盤周りの臀部の筋肉や腰の筋肉(脊柱起立筋)なども弱く、硬くなり腰痛の原因にもなります。
下半身を動かす事で、筋肉がほぐれて血行が良くなり痛みの改善にもつながります。

◯下半身の筋肉を鍛えるには

先ほどお伝えした大きい筋肉と言うのは、大腿四頭筋・ハムストリング・大臀筋です。

いきなり運動なんてきつい…と思われるかもしれません。運動をしていない方が、あえて運動をする事はハードルが高いでしょう。

まずは日常生活に軽い運動を取り入れてみて下さい。

それは階段の登り降りです。(←詳しくは別ページでご覧下さい)これは普段の生活に、ほんの少しだけ階段を使ってみる。これだけでも下半身の筋肉を使い、代謝が上がってきます。階段で使う筋肉は、腸腰筋・大腿四頭筋・ハムストリング・大殿筋です。

運動とかトレーニングとか言うと大変だとか、続かないとか思う方もいらっしゃると思いますが、続ける事が大前提なので、まずできないと決めつけず、できそうな事を取り入れてみて下さい。

階段も慣れてきたまたは、家の中で身体を動かしたいと言う方は家トレの下半身メニューを参考に…

その場でできて、毎日5分でできるトレーニングです。

◯下半身に筋肉をつけるのまとめ

・基礎代謝が上がる
・血行が良くなり肌のハリも出てくる
・腰痛などの痛みや違和感の改善
・痩せやすい体質になる
・気分転換になりストレス改善

コロナ渦で家にいる時間が多いこの機会に、(^_^)v是非取り入れてみて下さい。


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