心が静まり深い呼吸がしたくなる、フランキンセンス

フランキンセンスとは「真のお香」という意味。イエス・キリストが生まれたとき、東方の三賢人がこのフランキンセンスとミルラ、黄金を捧げたという話しが新約聖書にあるほど、古くから使われたハーブです。古代エジプト時代には、樹脂を薫香として用いていました。

心の作用

呼吸を深くゆっくりとさせて、心を平静にします。雑念を取り除くよう促すため、瞑想する時に用いられる精油。不安や恐怖から解放する、気分をなぐさめる、リフレッシュするなどの作用もあり、気持ちを落ち着けたいとき、気分を鎮めて冷静になりたいときの芳香浴にぴったりです。

深呼吸は気持ちいい

体への作用

呼吸器系全般の改善に役立つ作用が多くあります。鼻水・鼻づまり、たんなどの症状があるときに用いると、これらの分泌物を調整します。ティッシュに落として芳香浴をしたり、アロマバスにして活用するとよいでしょう。

また、肺を浄する作用があるので、呼吸がみだれているときにも効果的、泌尿器系の感染症にも良く、ぼうこう炎などの症状にも用いられます。

肌への作用

皮脂バランスを整える作用、肌を引き締める作用もあるため、あらゆる肌質のお手入れに利用できます。

とくに衰えた肌を活性化する作用に優れているため、しわが気になる加齢肌のお手入れにとても有効です。