みんな好きだけど、炭水化物の取り過ぎ注意しよう!
エネルギー源になる糖質と、消化・吸収されない食物繊維に分ける事ができます。糖質は1g4kcalのエネルギーを生み出します。特徴はタンパク質や脂質にくらべ、すぐにエネルギーに変わります。
食生活では主食となる事が多く、身体活動や生命維持を行うための主要なエネルギー源といえます。
体内では様々な糖に分解され、血中ではブドウ糖、筋肉ではグリコーゲンになります。すぐに使う量以上に摂取した場合は、体内に脂肪として蓄積される性質があります。
脳の活動にも必要
糖が分解されてできたブドウ糖は、脳の効率的なエネルギー源です。そのためブドウ糖が極端に少なくなると、意識障害などを起こす事もあります。
朝起きるとブドウ糖が不足しているため、朝食を摂らずにいると頭がボーっとしたり、なかなか目が覚めません。よって、朝食を摂る事で脳が活性化され1日のスタートがきれて、パフォーマンスアップにつながります。
朝バナナは手軽で簡単に、糖質を摂れるのでおすすめです。
取り過ぎると
消費されずに余ったブドウ糖は、中性脂肪として蓄えられ肥満の原因になります。肥満はさまざまな生活習慣病の原因になりますので、取り過ぎには注意が必要です。
不足すると
炭水化物の不足は、エネルギー不足という事です。不足が長くつづくと、エネルギーを補うためたんぱく質などが分解されて、筋肉量が落ちて痩せにくい体質になってきます。また、脳の働きや神経の働きが鈍ってきますので適度な摂取が必要です。
効率良い摂取の仕方
ビタミンB群を摂る事で、体内で代謝され効率良くエネルギーとして使われます。しかし、白米にはビタミンB群はほぼありませんので、おかずと一緒にビタミンを摂ると、効率良くエネルギーとして使われるのです。
ビタミンを含む食品
•レバー、にんじん 緑黄色野菜 ビタミンA
•豚ヒレ肉、うなぎ、たらこ ビタミンB1
•チーズ、青魚、納豆 ビタミンB2
など
糖質を摂るときはビタミン類を一緒に摂れば効率良く吸収されるのですが、1種類だけ摂れば良いというわけではないため、バランス良く摂取していきたいものですね。