炭水化物と糖質って同じでしょ…糖質ゼロ、糖類ゼロの罠
炭水化物=糖質と同じように思われがちですが、実は全く同じではありません。
炭水化物は2つに分ける事ができるのです。
炭水化物を生理学的に分類すると、体内で消化・吸収されてエネルギー源になる糖質と、消化されずに体内で色々な働きをする食物繊維に分かれます。
つまり糖質とは「炭水化物の中のエネルギー源になるもの」を指しています。
今度は炭水化物を糖の分類で分けると、糖類・少糖類・多糖類に分類されます。
つまり糖類とは「少糖類・多糖類」を除いたものに分類されます。
糖質と糖類では分類の仕方が違うのです。
さらに、糖類でもブドウ糖や果糖や、ショ糖などにも分ける事ができます。
果糖やショ糖はカロリーの高い甘み成分なので、摂取量を制限するとダイエットにつながるという訳です。
糖質ゼロ・糖類ゼロ・シュガーレス・ノンシュガー・無糖と、飲み物やビール、食品に記載してあるものを見かけます。
全く無いのかと思いますが、実は、100g、100ml中に0.5g以下だと、上記のように表記してよい事になっています。
無糖の缶コーヒーでも1gの糖が入っている場合もありますので、無糖といえどもあまり飲み過ぎ・食べ過ぎないように(^_^;)気をつけたいものです…