疲れやすい人が、疲れにくくなる方法
あなたは疲れやすいですか?
今、現在コロナ渦でストレスが溜まりやすい環境ですが、まずはどんな状態で疲れているか考える必要があります。それにより対処方法が違ってきます。
◯精神的ストレスで疲れている人
コロナ渦の影響もあり、仕事の会議や、人間関係などで疲れている場合は、頭で色々考えているかと思います。倦怠感から何事もやる気がなくなったり、投げやりな気持ちになりやすいため、アロマテラピーが効果的です。
アロマの香りを嗅ぐ事で香りの成分が、脳内の大脳辺縁系に届くため、脳が心地よいと感じストレスを緩和します。
ただ、アロマでもピュアなオイルでなければ効果はありません。例えば、お気に入りの香水を嗅いでも脳内の大脳辺縁系まで、情報が伝わらず、良い香りと思うだけで、脳はリラックスしません。
何故なら、香水は人工的な香料を使用しているため、成分が荒く脳に届かないからです。
よって、アロマテラピーはピュアなエッセンシャルオイルを、芳香浴などで使用すると効果を的です。
・アロマオイルの具体的な使い方
バスソルトは一般的な塩にオイルを10滴ほど垂らしかき混ぜた後、湯舟に入れます。
芳香浴はディフューザーが無ければ、ティッシュに5滴ほど垂らして部屋のテーブルなどに置きます。
アロマオイルはどのオイルが良いかと迷うかと思いますが、香りを嗅いでみて心地よいと感じた物で、ご自身の生活のスタイルに合わせて、芳香浴やバスソルトなど取り入れてみて下さい。
何にして良いから分からない方は、無難なラベンダー、グレープフルーツ、ゼラニウムなどです。
◯肉体疲労で疲れている人
仕事で身体を動かしたり、立ち仕事で疲れている方は、その仕事での姿勢を維持するため筋肉が疲労して、硬くなり血行が良くない状態の為、ストレッチが効果的です。
背中、腰、ふくらはぎなどは、疲れを感じやすい箇所になりますので、その部分を中心に行います。
特に腰は身体の中心になり支えていますが、身体を捻ったり伸ばしたりしても、なかなかほぐれません。腰(土台)を支えいる臀部と、ももの裏をストレッチする事で腰はかなり楽になります。
腰痛改善プログラム ←別ページに移動します。
1回のストレッチで軽く感じる方もいますので、ぜひ行ってみて下さい。
腰が疲れると温泉に入ったり、腰を揉んだり、マッサージしてもらったりしている人も多いと思います。これからは血行が良くなり疲労回復はなりますが、一時的な事で2,3日するとまた疲れてきます。
また、マッサージなどでピンポイントにほぐしても、部分的に楽になったような感じがして、根本的な改善にはつながりません。
筋肉は関節をまたいで骨に付いています。よって、筋肉の端から端まで全体的に伸ばす事で、柔らかくなり疲労がとれてきます。
そして、伸ばす事を続ける事で筋肉が少しずつ柔らかくなり、関節の可動域が広がる事で、衝撃を吸収したり、身体がよりスムーズに動くようになり、疲れにくい身体になってくるのです。
この事から、マッサージは一時的であり、疲れにく身体を作ると言う、考えからはおすすめはしません。しかし、疲れたからすぐに楽になりたいとか、リラックスしたいなどの理由で受ける事はとても、良い事だと思います。
◯ストレスはあまり感じないが、倦怠感のある人
主に仕事はデスクワークや受付など、あまり身体を動かさない人や、冷房が効いている建物の中で働いている方などで肩こり、腰痛がある方や、運動も何もしないで疲れやすいと言う場合は、何事もやる気がなくなったり倦怠感も感じたりもします。
そのような方はトレーニングがおすすめです。
肩甲骨寄せトレーニング
やる気がないのに、トレーニングなんて無理と思われるかもしれません。確かに倦怠感があると身体を動かしたくないですよね…
身体を動かさないから、スッキリせず血行も悪くなり、よけい身体を動かさなくなるという悪循環にもなってきます。
ではどうすれば良いのと言うと、あまり深く考え過ぎず、出来そうな事をやってみる…
例えば、お風呂に入る前に5分だけ自重でスクワットやランジをしてみるなど、生活の一部に5分だけ取り入れてみて下さい。
ランジ・スクワットのトレーニング
あまり身体を動かさないと、筋肉は衰えてきますので、ストレッチよりも軽いトレーニングをする事で、血行を良くして筋力をつける方が効果的です。
とはいえ、それでも身体を動かすのに抵抗がある方は、ストレッチ(静的)から始め、慣れてきたらトレーニング(動的)を行ってみて下さい。
続ける事が大切ですので、良い意味で、自分をごまかしながら^_^取り入れてみましょう!