骨盤がゆがむとどのような状態になるのか、外見的・内面的に分けて解説します。
外見的なもの
猫背
骨盤が後ろに傾斜した状態でゆがむと、頭の重さを支えるために背中全体が丸まり猫背になります
タレ尻
骨盤が後ろに傾斜した状態でゆがむと、ヒップラインが下がったいわゆる「垂れ尻」になります。
O脚X脚
大腿骨が外側に回旋した状態でゆがむとO脚になります。また、内側に・回旋した状態でゆがむとX脚になります。
肥満
骨盤がゆがむと、背中の中を通る交感神経が圧迫され、脂肪を分解する働きが低下します。また、血液循環が悪くなる事で、代謝が下がり、やせにくくなります。
内面的なもの
肩こり・腰痛
骨盤が歪むと背骨の正常なカーブがゆがんで、肩や腰などに負担がかかり、筋疲労による凝りや痛みのほか、血液の循環の滞りによって老廃物が溜まり痛みも発生します。
生理痛
骨盤内には子宮、卵巣があります。骨盤がゆがんでいると、腹圧のかかり方が変わる事で内臓に余分な刺激が伝わり、その結果、血流が悪くなると生理痛の原因になります。
冷え性
骨盤がゆがむと、血液の循環が悪くなります。末端に血液が送られにくくなり、冷え性が起こりやすくなります。
まとめ
骨盤がゆがむ事で、さまざまなな不快症状が出てきます。その後に部分的にストレッチやマッサージなどの身体のケアをするのではなく、まずは土台となる骨盤のゆがみを整える事をすすめます。